TOP>多古米とは
多古米は、古くから歴史があり味の美味しさから「多古米にはおかずいらず」と言われていたりしております。
収穫量・流通量が少ない為に多古米は「幻しの米」と呼ばれていたりしております。
多古米の美味しさの証としては食味コンテストにて日本一になった実績もあり、日本米つくり百選にも選ばれております。
多古の田んぼは、魚介類などが大量に堆積し、アミノ酸やミネラルが土壌生物の栄養源となっており、
有機質が豊富に含まれた粘土質の、稲作に適した土壌となっております。
今日でも多古の田んぼにはイナゴ,ホタル,オタマジャクシ,タニシ,ドジョウ等の昆虫類・魚介類が豊富に棲息し、
カモ,シラサギ,キジなど野鳥の宝庫になっております。
どうしてここまで米つくりに適した土壌が出来上がっているのか。
大昔、この辺りは小さな湖沼がたくさんありました。それが長い年月を経て隆起し
、魚介類が大量に蓄積したアミノ酸・ミネラル豊富な粘土質の地層になりました。
そしてよい土づくりに熱心な農家さんが沢山いらっしゃいます!!
現在の多古の水田地帯は、この肥沃な地層のちょうど上らしいのです。
稲作に適した、この土壌が、昔からおいしい多古米の秘密なのです。
今も町には「船越」(ふなこし)や「島」など、水に関係する地名が、
いくつも残っています。
多くの湖、「多湖」。なるほど・・・。
「たこ」町名の由来も「多湖」→「多古」に転じたと言われています。